木質ボードは家具に使用されていますが、多くのボードは木の細かいチップや繊維をバインダーで固めることでできています。
以前はこのバインダーに尿素やメラミン系のホルマリン樹脂が使用されてきました。日本ではF☆☆☆☆（エフフォースター）という厳しい規制があり、ホルマリン系樹脂の使用は少なくなっていますが、海外ではまだ日本ほど規制が厳しくないため多く使用されています。
環境意識の高まりによりホルマリン系からイソシアネートの接着剤に変わってきていますが、イソシアネートは付着性が高く、水に触れると反応が進んでいくので、扱いづらいものです。

ファイマテックでは、このイソシアネートを使いやすくするDuraBindというナノ粒子サイズの製品を販売しております。

ファイマテックが輸入販売するDuraBindはナノ粒子がイソシアネートとうまくエマルションを形成することによって、イソシアネートの付着性や反応性を調整し、使いやすいものにすることができます。
澱粉系ながら耐水性を落とさず、付着性は落とし、イソシアネートが硬化すべきところで反応するようにコントロールします。離型剤を減らすことも可能です。
プロセスを容易にし、かつ品質の向上も可能になります。